陶芸家が自分の陶芸作品を販売する6つの方法

陶芸の手引き
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この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

陶芸が好きで、いつか仕事にできたらいいな…と思ったことはありませんか?

だけど「陶芸家になりたい!」と考えてみても、どうやって生計を立てるのかわからないと不安で一歩踏み出すことができませんよね。

著者自身も、陶芸家になろうと思ったときに「どうやって収入を得ることができるんだろう」と気になりました。

陶芸家としての働き方はこちらの記事でも紹介しました。

>>プロの陶芸家になったらどんな働き方をする?ジャンルや活動内容を解説

陶芸に携わる場合、雇われて職人として働く道もあれば、教えることを生業とすることもできます。

しかし自分の作品を販売して生計を立てていきたいと思ったら、販売方法を知る必要がありますよね。

そこで、どうやって陶芸の作品を販売することができるのか、6つの方法を紹介します。

作品を店舗で委託販売

まず考えられるのが、陶磁器を取り扱っているお店に置いて販売してもらうという方法。

「委託販売」というのは、「売ることを誰かに任せる」という意味です。

お店に置いてもらうことができれば、自分で売ってお金を計算したり梱包する必要もありませんし、集客だってしなくて済みます。

ただし、委託手数料というものがかかる場合が多いですので、自分のところに入ってくる金額は売値より低くなります。

また、作った時点では収入が発生せず、売れた後にお金を振り込んでもらうことになるので、はじめに作る時間や原価がかかってしまいます。

委託販売は陶磁器専門店に限らず、カフェや雑貨屋さんでも行なっている場合が多いので、営業をかけてみてもいいかもしれません。

作品を問屋へ卸売

陶磁器を取り扱う問屋さんに「この作品を○○個」という形で、卸売りすることができます。

なかなか個人の作家には注文が来づらく、従来から取引のある窯元などと取引をしていることが多いです。

この場合は、問屋に一度販売することになりますので、売れることがわかっている状態で作品を作ることができ、金銭的な安心感があります。

デメリットは、売値よりかなり安い金額で卸す必要があるため、薄利多売になりやすいという点。

納期も決まっていますので、早くたくさん作れる状態でないと厳しいかもしれません。

作品を手づくり市などのマーケットで販売

手づくり市やハンドメイドマーケットに出店して作品を販売するという方法は、個人の作家では主流となりつつあります。

出店することで販売の機会を得るだけでなく、自分の作品を不特定多数の人に知ってもらう機会にもなるんです。

地域によっては毎月定期開催されるマーケットもありますし、ジャンルを問わずハンドメイド品を出品できる大規模なマーケットもあります。

このようなマーケットでは出店料がかかり、規模が大きくなるほど高くなるのですが、中には「いい作家を見つけて発注したい」と考えている人もいますので、その場で売ることができなくても、のちのちの仕事につながる可能性も。

ただし、場所によってはテントや什器を自分で準備しなければなりませんし、店番もしなければならないので、ひとりで行うのはなかなか大変です。

作品を展示会を開催して販売

陶芸家としての王道は、個展やグループ展などの展示会を行い、その場で作品を買ってもらうという方法。

今でも多くの陶芸家さんが行なっていますし、「個展を開催して一人前」というような根強いのも事実です。

開催する前に考えておきたい点としては、

  1. ギャラリー使用料が高い
  2. DMを送ったり集客する必要がある
  3. 会期中は在廊必須な場合もある
  4. それなりの作品数を作らなければならない

ということ。

知り合いの作家さんも、よく個展前にバタバタと制作していますが、会期を決めているのでそこまでにいいものを作る必要があります。

プロフィールに記載できたり、陶芸家としての箔はつきますが、大変さもかなりある販売方法です。

作品を個人で直接注文を受けて販売

どこかで販売してもらったりギャラリーを借りて個展するとなると、どうしても手数料や場所代がかかってしまいますが、お客さんと直接取引できればそのような費用は必要ありません。

個人間、もしくは対企業であっても個人で注文を受けることができればもっとも効率的です。

納期や価格も自分の裁量である程度決めることができますし、自由度も利益率も高い販売方法だと思います。

この方法における一番の懸念事項は、知名度が必要であるということ。

一個人に注文がもらえるような仕組みづくりが必要です。

作品をネットショップで販売

ハンドメイド品を取り扱うネットショップで作品を販売することもできます。

最近は自分でネットショップを開設することもできますし、手軽にインターネットを介して作品販売が可能になりました。

有名なネットショップだと、minneCreemaなどがあり、登録や利用は無料なので一度使ってみてください。

作品が売れた場合、手数料を引いた金額が振り込まれることとなります。

ただし手数料を引いても、委託販売や卸売より利益が残る場合が多いので、インターネットが使えるのであれば使わない手はないと思います。

もちろん、自分で写真を撮って販売ページを作る手間がかかりますし、集客の工夫も必要です。

作品を販売する方法のまとめ

陶芸の作品を販売する方法は、調べてみるとけっこう多いことに気づくと思います。

販売方法は、昔から行われてきたような取引から、最近増えてきたインターネットを利用した取引までさまざま。

まずはそれぞれの販売方法を試してみて、自分に合った方法を見つけてみてください。

どの方法にしてもメリット・デメリットがありますが、挑戦することは誰でも可能です。

「自分の作品なんて…」と諦める前に、まずはいずれかの方法で「作品を売る」という経験をしてみてはいかがでしょうか。

文:ユキガオ

 

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