【自宅で始める陶芸】役に立つYouTube陶芸チャンネル5選

YouTubeで陶楽
この記事は約6分で読めます。

新型コロナで外出自粛の日々が続きますが、こんなときだからこそ陶芸を学ぶチャンスです。

陶芸教室に通えなくても、YouTubeで十分学習することができます。

おススメの陶芸動画チャンネル5選

陶芸に興味を感じたら、まず陶芸体験をおススメします。

そのうえで陶芸を習ってみようと思ったら、独学ではなく陶芸教室でまず基礎を学ぶことをおススメします。

でも、速く上達したいなら、陶芸教室だけでなくYouTubeで予習、復習すれば、数倍の速さで上達することができます。

YouTubeにアップされている陶芸に関する動画の中で、特に内容の濃い動画チャンネルをご紹介します。

ここでご紹介する5つのチャンネルは、それぞれの陶芸家が自身の体験をもとに作成した、陶芸入門から中級までの動画です。

陶芸家であり、またユーチューバーでもある、才能にあふれたみなさんです。

どのサイトも特長があり、素晴らしい出来栄えです。時間の許す限り、ぜひご参考にしてください。

【東京で穴窯体験】陶芸仲間で、スカーレットの穴窯を満喫
東京都八王子市川口在住の陶芸家・船越保さん所有の穴窯(自在窯)で、船越さん主宰の薪窯塾の仲間が、年2回窯焚きをしています。NHKの連ドラ『スカーレット』の主人公と同じく、信楽焼を焼いています。私も信楽焼の持つ緋色の肌合い、緑のビードロ釉、渋く深い灰被りの青や紫の焦げに魅了された一人です。信楽焼は「炎の芸術」です。

kiraku WEB動画 陶芸教室

出典:kiraku WEB動画 陶芸教室

神奈川県平塚市で陶芸教室を開いている陶芸家、伴健太郎(ばん けんたろう)さんの動画チャンネルです。

陶芸入門編から中級・上級編まで収録動画数が数多く、習熟度に応じて参考にできとても役に立つチャンネルです。

伴さんはサラリーマンを退職し、陶芸家になった方です。有田・伊万里・唐津で修行し、現在、地元の神奈川県平塚市で陶磁器工房を運営しています。

YouTubeのチャンネル概要で、次のようにチャンネル開設の動機を述べています。

陶磁器工房 器楽 - 器楽 HOME
陶磁器工房器楽のトップページ

 陶芸を始めた方・陶芸に興味がある方・陶芸をやっている方、全ての方に参考になるWEB陶芸教室を目指して、ためになる簡潔で分り易い動画を作っていこうと思います。

手びねり・電動ろくろ・陶器・磁器・茶陶・釉薬・・・ 陶芸の道は奥が深い・・・今でも日々の発見は多いんですよ。

kiraku WEB動画 陶芸教室から引用

【趣味で始める陶芸入門】自宅で陶芸~揃えておきたい6つのアイテム
陶芸教室に通うのがオススメですが、近くに陶芸教室がなかったり、時間が合わない場合、自宅で陶芸をするのもひとつの手です。その場合、道具を一通り揃えなければなりません。必要な道具は、手回しろくろ、陶芸スターターキット、陶芸用の土、木の板、釉薬、窯の6つです。どの程度自宅で作業するか考え、必要に応じて買い揃えてください。

ユキガオ / YUKIGAO POTTERY CHANNEL

出典:ユキガオ / YUKIGAO POTTERY CHANNEL

長崎県出身で、神奈川在住の女性陶芸家・ユキガオさんの動画チャンネルです。

ユキガオさんは愛知県でエンジニアとして就職し、たまたま瀬戸で出会った陶芸の面白さに目覚め、京都の大学で陶芸を学び直し、陶芸家として独立した方です。

京都での活動を経て、現在は神奈川県を拠点に制作・販売をおこなっています。

陶芸に出会ったひとりの女性が、実際に陶芸家になるまでの経緯が興味深く、特に女性にはとても参考になると思います。

私もユキガオさんを彼女のブログで知り、当サイトに記事を書いていただいた経緯があります。

https://www.yukigao.com/

「陶芸で毎日を楽しくする」をモットーに、陶芸家・ユキガオが、陶芸に関するお話や動画、制作風景をお届けするチャンネルです!

・陶芸に興味がある人
・陶芸が好きな人
・ものづくりが好きな人
・毎日をちょっと楽しくしたい人

そんな方へ、役に立つような動画を配信しています。

ユキガオ / YUKIGAO POTTERY CHANNELから引用】

陶磁器の見方、選び方、使い方【YouTube版】
私たちは普通「この皿に料理をどう盛ったらいいか」などやきものの機能面に関心を持ちますが、他方でやきもの自体の形や色などその美しさに心惹かれることがあります。この美しいと感じることが、「やきもの」を見るうえで最も大切な感覚なのです。単にうつわに使い易さだけを求めるなら、100円ショップの量産品で十分です。

 HASHIMOTO SHINOBU Channel

出典:SHINOBU HASHIMOTO

北海道の札幌で工房&ギャラリーを運営する陶芸家、橋本 忍(はしもと しのぶ)さんの動画チャンネルです。

橋本さんは東京生まれ、札幌市在住で、陶芸体験をきっかけに陶芸家になった方です。

粉引きと鉄釉を中心にシンプルな形作りで、現代のライフスタイルに合う和食器を制作しています。

陶芸の基礎だけでなく、個展の開催をはじめ陶芸家の日常の活動などもアップし、見ごたえのある面白いチャンネルです。

YouTubeのチャンネル概要で、次のようにチャンネル開設の動機を述べています。

SHINOBU HASHIMOTO
札幌の陶芸家 橋本忍です。 このチャンネルでは初心者向けの技法紹介や道具紹介、陶芸にまつわる雑談などを中心に 僕の活動紹介や趣味の紹介もちょこっと。 皆さんのお役に立てる情報をお届けできればと思います。 Japanese ceramic artist, Shinobu Hashimoto The aim is to...

Seiji Inoue(ふくおか陶芸窯)

出典:Seiji Inoue

福岡県大野城市で陶芸窯を販売する会社を経営する、井上誠司さんの動画チャンネルです。

井上さんは作陶を生業にはしていませんが、愛知県瀬戸で約10年間修業した陶芸のプロです。

やきものという素晴らしい仕事や趣味を楽しむ人が一人でも増えることを願っています。

陶芸窯を販売する視点から立ち上げた陶芸入門動画は、どれも分かりやすく役に立ちます。

YouTubeのチャンネル概要で、次のようにチャンネル開設の動機を述べています。

ふくおか陶芸窯
やきものを取り巻く環境は段々と厳しくなっているようです。 また、そこに関わる業界からの発信も積極的ではありません。 窯の選び方、その焼成方法を知ることは、やきものづくりには欠かせませんが、きちんと理解している人はまだまだ多くありません。 作陶にかかわる窯などの機材について発信をし、すべての学ぶ人たちが情報を得られる...

作陶にかかわる窯などの機材について発信をし、すべての学ぶ人たちが情報を得られるようにしたうえで、各々が作品で勝負していけたらいいのではないでしょうか。

趣味や仕事でやきものにかかわる人の中には、窯のことを詳しく知る機会を得ることができないまま、不安を抱えて作陶している人もいます。

Seiji Inoue(ふくおか陶芸窯)から引用】

【趣味で始める陶芸入門】陶芸体験~作りやすいオススメの形と作り方
初めて陶芸をするという方にオススメの形と作り方を紹介します。まず事前にそのお店のホームページなどで「どんなものが作れるのか?」と調べておくと安心です。とりあえず自分で何か作ってみたいという場合は、ご飯茶碗・湯のみ・小鉢のどれかを作ってみてください。電動ろくろも面白いですが、最初は手びねりを試してみるのがおすすめです。

Norman Tomita

出典:Norman Tomita

富田典康(とみたのりやす)さんはプロの陶芸家ではありませんが、彼の動画チャンネルは個性的で見ごたえがあります。

大手電機メーカーを定年退職した方で、ノーマン (Norman Tomita) とは23年間駐在したアメリカ勤務時のニックネームだそうです。

趣味でやっている陶芸だからこそ面白い、プロの陶芸家とは異なった視点での陶芸入門チャンネルです。

富田さんはゴルフ、陶芸、ギター、絵画、水泳、SNS発信と、まさにマルチな趣味人です。

YouTubeのチャンネル概要で、次のようにチャンネル開設の動機を述べています。

Norman Tomita
趣味の陶芸を中心とした動画です。  陶芸は定年後に市の陶芸教室で初めて体験して、その後陶芸教室のスタッフを経験、これで陶芸にどっぷりとはまってしまいました。  今は、もっと本格的な陶芸を目指して、京都の清水焼窯元の京都陶芸スクールに通い、職人さんのプロの技術を勉強しております。週2回、京都まで車で通学して技術を磨い...

陶芸はもう何年やっているのか、毎年毎年数百点の作品をつくり、未だに失敗の連続、40にして迷わずと言う言葉が有りますが、人生迷うべきですね。。。

今でも陶芸教室に二つ通い、自宅では時々電動ろくろを回したり。。。

Norman Tomitaら引用】